カップルで話すことがないのはおかしい?会話が減る理由と、また話せるようになるきっかけ

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付き合いが長くなって、ふたりで話すことがなくなったと感じるのは、めずらしいことではありません。話すことが減ったからといって、気持ちが冷めたとは限りません。

ただ、話す時間とふたりの仲には関係があるという調査もあります。「話すことがない」と感じたら、話題を増やすより、聞き方を変えるほうが早く効きます。

会話が減る3つの理由

1. 相手のことをもう知っている

付き合いはじめは、相手の好きな物、家族のこと、子どものころの話など、知らないことだらけです。聞けば何でも新しい話になります。長く一緒にいると、こうした「相手について知ること」が一通り終わり、話すことが減ったように感じます。

2. 毎日の連絡で済んでいる

一緒に住んでいたり、毎日メッセージを送り合ったりしていると、その日の出来事はもう知っています。会ったときに改めて話すことがなくなります。

3. 用件の話だけになっている

「明日何時に帰る?」「ゴミ出しした?」のような、生活を回すための話は毎日あります。これだけで1日の会話が終わると、話はしているのに、話した気がしません。

夫婦の会話の時間は、どのくらい?

明治安田生命が2020年10月に既婚の男女1,620人に聞いた調査では、平日の1日の会話時間は、夫婦仲が円満だと答えた人で平均146分、円満でないと答えた人で53分でした。

同じ調査では、いちばん多い話題は、仲に関係なく「子どものこと」でした。円満な人は、円満でない人に比べて、「テレビなどのニュース」や「休日の予定」について話す割合が30ポイント以上多かったとされています。

仲がよいから話すのか、話すから仲がよくなるのか、この調査だけでは分かりません。ただ、円満な夫婦は、用件や子どもの話以外の、ちょっとした話をしていることが分かります。

「今日どうだった?」の代わりに聞くこと

「今日どうだった?」「最近どう?」は、答える範囲が広すぎて、「ふつう」「別に」で終わりやすい質問です。範囲をしぼると答えやすくなります。

答えが短くなりやすい聞き方 答えやすい聞き方
今日どうだった? 今日いちばん笑ったのは何?
最近どう? 最近ひそかにうれしかったことある?
何食べたい? 子どものころ好きだった晩ごはんって何?
休み何する? 1日だけ何でもしていいなら、何する?
仕事大変? 今週、いちばん疲れたのはどんなとき?

コツは、「いちばん」「最近」「子どものころ」のように、思い出す場面を決めてあげることです。答えた内容に「どうして?」「それでどうなったの?」と返すと、話が続きます。

少しだけ自分の話をする

心理学では、人と人が親しくなるには、少しずつ自分のことを話し合うことが大事だとされています。アメリカの心理学者アーサー・アロンらは、1997年の研究で、はじめて会った2人が、だんだん自分のことを深く話す36の質問に交代で答えると、短い時間で親しさが高まったと報告しています。

長く付き合っているふたりにも、同じことが言えます。相手の話を聞くだけでなく、自分の小さな失敗や、最近考えていることを話すと、相手も話しやすくなります。いきなり深い話をする必要はありません。軽い話から、少しずつで十分です。

会話を増やす小さな習慣

話さない時間があってもいい

一緒にいて黙っていても気まずくないのは、それだけ安心しているということでもあります。話すことがないこと自体を問題にしすぎると、かえって会話が苦しくなります。

気になるのは、話さないことより、話しかけても返事がない、話すと言い合いになる、といった状態です。そういうときは、話題の工夫より先に、ふたりの生活の負担や気持ちについて、落ち着いて話す時間をとるほうが大事です。

質問を考えなくていいように

ふたりの話題カードは、スマホで質問のカードを1枚ずつめくって、ふたりで答えるためのページです。「はじめて」「思い出」「これから」「もしも」「ちょっと深い」の5つのテーマに110問あり、気に入った質問をお気に入りに残せます。無料で各テーマ5枚ずつめくれます。具体的な質問の例は夫婦・カップルの会話のネタにまとめています。

出典

ふたりの話題カードの読みもの