退職の寄せ書きのメッセージ例文|上司・同僚・後輩・あまり話したことがない人へ
寄せ書きをつくるなら、この内容をそのまま作れます(見本は無料)。
退職の寄せ書きは、**「思い出を1つ」+「お礼」+「これからへのひとこと」**の順に書くと、短くても気持ちが伝わります。1人分は60〜100文字ほどが目安です。相手が目上なら「ご苦労さまでした」は使わず、「ありがとうございました」で結ぶと失礼になりません。関係ごとの例文を並べます。
書き方の型
- 思い出を1つ:一緒にした仕事、言われてうれしかった言葉、助けてもらった場面
- お礼:「〜してくださって、ありがとうございました」
- これからへのひとこと:「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」「お体に気をつけて」
「いつもお世話になりました」だけでは、だれが書いても同じ文になります。その人とのことを1つだけ具体的に書くと、受け取った人は名前を見なくても、だれからの言葉か分かります。
上司へ
- 「入社したばかりのころ、資料の直し方を一から教えてくださったことを今も覚えています。部長の下で働けてよかったです。本当にありがとうございました。」
- 「大きな案件の前に『失敗しても責任はこちらで持つ』と言っていただき、思い切って進められました。教わったことを後輩に伝えていきます。」
- 「いつも最初に声をかけてくださって、朝が楽しみでした。新しい場所でのご活躍をお祈りしております。」
目上の人には、「がんばってください」「ご苦労さまでした」は避けます。「ご活躍をお祈りしています」「ありがとうございました」に言い換えます。
先輩へ
- 「わからないことを何度聞いても、嫌な顔ひとつせず教えてくださってありがとうございました。〇〇さんのような先輩になれるよう、がんばります。」
- 「昼休みの雑談が、いつも楽しみでした。また近くに来たときは声をかけてください。」
同僚へ
- 「同じ年に入って、忙しい時期を一緒に乗り越えた〇〇さんがいなくなるのはさみしいです。新しい職場でも〇〇さんらしく。また飲みに行こう!」
- 「隣の席で、いつも助けてもらいました。ありがとう。落ち着いたら近況を聞かせてね。」
同僚なら、ふだんの話し方でかまいません。親しい人ほど、くだけた言葉のほうがその人らしく伝わります。
後輩へ
- 「〇〇さんの丁寧な仕事に、何度も助けられました。新しい場所でも、きっと周りに頼られると思います。応援しています。」
- 「一緒に仕事ができて楽しかったです。体に気をつけて、新しいことを楽しんでください。」
定年退職の人へ
- 「〇年間、本当にお疲れさまでした。〇〇さんに教わった段取りは、今も毎日使っています。これからはご家族との時間を楽しんでください。」
- 「第二の人生も、〇〇さんらしく楽しんでください。旅行の写真、見せてくださいね。」
定年退職や、結婚・出産など、おめでたい理由での退職なら「ご退職おめでとうございます」と書けます。転職や体調の理由での退職では、「おめでとう」は使わないほうが無難です。
あまり話したことがない人へ
話したことが少ない人には、無理に思い出を作らず、見ていたことを1つ書きます。
- 「会議でいつも分かりやすく説明されていて、見習いたいと思っていました。新しい職場でのご活躍をお祈りしています。」
- 「直接お話しする機会は少なかったのですが、〇〇さんが作った資料にいつも助けられていました。ありがとうございました。」
- 「短い間でしたが、ありがとうございました。お体に気をつけて。」
避けたい言葉
- 目上の人への「ご苦労さま」「がんばってください」:目下に向けた言葉と受け取られることがあります
- 「お疲れさまでした」:目上の人に使ってもよいと考える人が多い言葉です(文化庁の調査では、上の人へのねぎらいに「お疲れ様」を使う人が76%)。気になるなら、あとに「ありがとうございました」を続けると、どちらの考えの人にも失礼になりません
- おめでたくない退職での「祝」「おめでとう」
- 「残念」「さみしい」の繰り返し:1回なら気持ちが伝わりますが、何度も書くと、送り出す言葉より引き止める言葉に読めます
- ほかの人には分からない内輪の話や、からかい:寄せ書きは本人の家族が見ることもあります
書く前に確かめること
- 相手の名前の字(「渡辺」と「渡邊」など)
- 退職の理由が、おめでたいことかどうか
- ほかの人と同じ文になっていないか
メッセージを集めて1枚にまとめるなら
在宅勤務の人や別の事業所の人がいて色紙を回せないときは、幹事がメッセージをLINEやメールで集め、まとめて1枚にする方法もあります。くらしの道具箱の寄せ書きをつくるは、名前とメッセージを入れると、人数に合わせて並べ方と文字の大きさを整え、1人ずつ違う色のペンで手書き風に並べます。40人まで入ります。
出典
- 文化庁「平成27年度 国語に関する世論調査」 https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2016092101_besshi.pdf
- カオナビ「退職メッセージ」 https://www.kaonavi.jp/dictionary/taishoku-message/
- meechoo「寄せ書きの文字数の目安」 https://meechoo.jp/article/1399